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『手話通訳問題研究』104号
『手話通訳問題研究』104号
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  • 日本の手話いろいろ71
  • 連載 第9回 なんやろな、それ
  • 連載 アジアを旅して1
  • 連載 あり検 事例検討マンガNo5
  • 連載 第15回 手話通訳なるほど大学
特集 聴覚障害者と医療
・聴覚障害者と医療をめぐって
・全国手話通訳問題研究討論集会 医療分科会24年のつみあげ
・医療班からこんにちは
・聴覚障害者対象の健康医療相談
・"いのち"を考える会 20年のあゆみ
・聴覚障害者の医療に関心をもつ医療関係者のネットワーク(「聴障・医ネット」)の活動について

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グラビア 「手話は人生を変える」/島根県 村上栄子さん
「手話は人生を変える」/島根県 村上栄子さん
村上さんは益田市障害者福祉センター「あゆみの里」の職員。人に会うことが好きでなかった盲ろう者が、相談支援員と手話通訳者の連携で、たくさんの人と手でつながるようになった。「触手話は人生を変える」盲ろう者のつどいを担当する村上さんの実感だ。
「手話は人生を変える」/島根県 村上栄子さん
2008(平成20)年度より、益田市、津和野町、吉賀町の委託を受け設置事業が拡大。2名だった通訳者は3名に。さらに、手話通訳者の正規職員化が実現。評議員会でこのことを聞いた聴覚障害者の評議員さんは、涙を流して喜ばれた。
「手話は人生を変える」/島根県 村上栄子さん
2008(平成20)年度から益田市緊急時手話通訳者等派遣事業が新設される。益田市聴覚障害者協会と全通研益田地区学習会で要望書を提出。行政、消防署と話し合いを重ね、聴覚障害者にも手話通訳者にも安心できる制度にすることができた。
「手話は人生を変える」/島根県 村上栄子さん
グラントワ(島根県芸術文化センター)は大好きな場所。忙しい毎日の中で気の置けない仲間との語らいが、癒しの場になっている。
「手話は人生を変える」/島根県 村上栄子さん
未就学のろうあ者も、あゆみの里の行事に参加する中で手話の語彙を増やし、聞こえない仲間との関わりを広げる変化も見える。手話は人生を変える。
「手話は人生を変える」/島根県 村上栄子さん
影響を受けたり、学んだり、感動をもらったり、金井さんは益田の聴覚障害者運動のリーダー。共に聴覚障害者のためにあゆむ同志でもある。
「手話は人生を変える」/島根県 村上栄子さん
益田には島根県芸術文化センター「グラントワ」がある。この施設内にあるいわみ芸術劇場・ホールには、要約筆記、手話通訳者、講演者の映像が1枚のスクリーンに大きく映し出される、先進的な映像機器が設置されている。ホール担当の渡辺さんと、今度の講演会の打ち合わせにも熱が入る。
手話この魅力あることば 86
手話この魅力あることば 86
京都市内から車で2時間。山間の幹線道路から少し入った小高いところに、「いこいの村」はあります。
いこいの村は、1982(昭和57)年に聴覚障害者授産施設として栗の木寮が開所。その後1992(平成4)年に特別養護老人ホーム「梅の木寮」が併設されました。これらの施設は、京都の聴覚言語障害関係者が一丸となって行った建設運動の末に建てられたものです。米澤喜代子さんは建設運動の担い手として活躍し、老人ホームが開所した年の7月、自身もここに移ってきました。
94歳とは思えない元気さで、今も自治会の役員を務め、毎日のように喫茶の担当もされています。2006(平成18)年には、自分の半生を『胸いっぱいの想い出と私の夢』という小冊子にまとめられました。この本を参考にしながら米澤さんにお話を伺いました。
米澤喜代子さんの手話表現
米澤喜代子さんの手話表現
<訳>
お父さんのところに嫁いで来たお母さんは、女の私1人だけを産んで亡くなりました。
<解説>
米澤さんのお父さんは4人の妻を迎えましたが、大正から昭和の初めの約20年の間に3人とも病で亡くしてしまうのです。米澤さんのこの話の場面では亡くなったのが2人となっていますが、わずか1年で亡くなり子どもがいなかった2人目のお母さんについては省略したのでしょう。
この話の場面では、お父さんを右手でずっと表現し、お母さんや子どもを左手で表現しています。

『手話通訳問題研究』は、一般社団法人国手話通訳問題研究会会員限定の機関紙で非売品です。
お読みになりたい方は、各都道府県支部または、全通研事務所までお問合せください。

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