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『手話通訳問題研究』102号
『手話通訳問題研究』102号
特集 聴覚障害者のくらしの“今”を見つめる
~くらしを支える実践から~
・社会福祉制度の流れと私たちのくらし
・施設における仲間の暮らしと相談
・高齢者の暮らしと相談
・在宅ろう者に対する相談業務
・職場における相談活動
・社会資源としての相談機関
・相談援助者の立場から
・若いろう者たちが豊かに暮らしていくために

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・リレーエッセイ
・のぞいてみよう支部機関紙
かばんの中の一冊
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ハガキで話そう
グラビア 「人と人をつないでいくのが仕事」/福島支部 清水久美子さん
「人と人をつないでいくのが仕事」/福島支部 清水久美子さん
仲間たちの笑顔が清水さんの活動のエネルギーだ。
ろう重複共同作業所なのはなの家の設立には、全通研福島支部も深く関わってきた。
2008(平成20)年4月からは、郡山市内から福島市内に移転し、地域活動支援センターに移行予定。
「人と人をつないでいくのが仕事」/福島支部 清水久美子さん
ろうあ共同作業所けやきは、2008(平成20)年4月より、地域活動支援センターに移行予定。この作業所では、ボールペンの組み立てを行なっている。
「人と人をつないでいくのが仕事」/福島支部 清水久美子さん
郡山市内のビジネスカレッジでの手話の授業は、渡辺リツさんとコンビを組んで。
「人と人をつないでいくのが仕事」/福島支部 清水久美子さん
なのはなの家のお年寄りと。
「人と人をつないでいくのが仕事」/福島支部 清水久美子さん
京都の全国手話研修センターに行ったとき興味を持った南京玉簾で、郡山市聴力障害者協会40周年を祝う。
「人と人をつないでいくのが仕事」/福島支部 清水久美子さん
協会40周年で、聾学校、ろうあ協会を支援し続けてくれた太田緑子先生の記念講演の手話通訳をする。久美子さんの手話は、緑子先生との一体感が感じられる。
「人と人をつないでいくのが仕事」/福島支部 清水久美子さん
忙しい毎日の中で犬の浩太郎との散歩がリフレッシュの時間。
手話この魅力あることば 84
手話この魅力あることば 84
玉置敬子さんは、和歌山県の片田舎の織物工場を営む家庭に生まれました。その時代背景もあるのでしょうが、玉置さんが幼少期を過ごしたこの地域は、障害者に対する差別がひどかったと話します。
母親もまた、世間の冷たい目と闘い、耐えてきたのでしょう。夏休み、盲聾唖学校の寄宿舎から帰ってくる玉置さんに、夜、人目がなくなってから帰るようにと言うのです。
そんな話をする玉置さんの表情は、いつもの穏やかな表情とは異なり本当に辛そうです。
しかし一方では「いちまさん(市松人形)のような聞こえない子がおって…」と、近所の方たちの思い出話に玉置さんは登場するのです。工場の従業員や近しい人たちには評判のかわいい子として大切にされていました。父親には溺愛されていましたが複雑な家庭環境もあり、「お父さん」と呼んだことはほとんどありませんでした。母親が生存中は母親が一家を支え、母親亡きあとは、聞こえないお兄さんが家を守り実質の父親代わりとなり、玉置さんを支えてきたのです。
玉置敬子さんの手話表現
玉置敬子さんの手話表現
<訳>
校長先生は卒業証書を読まず、筒に入れ、一人ずつ手渡すと「これで終わり。早く帰りなさい」と言いました。
<解説>
表情をほとんど変えず、淡々とした手話です。このことから、混乱した時代の中、短時間で形だけの卒業式であったことが分かります。

『手話通訳問題研究』は、一般社団法人国手話通訳問題研究会会員限定の機関紙で非売品です。
お読みになりたい方は、各都道府県支部または、全通研事務所までお問合せください。

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