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『手話通訳問題研究』98号
『手話通訳問題研究』98号
  • グラビア
  • 随想
  • 手話この魅力あることば 80
  • 速報 アジアの手話通訳者、一堂に会す
  • 日本の手話いろいろ65
  • 連載  第3回 なんやろな、それ 手話「不明解語」辞典
  • 連載  第9回 手話通訳なるほど大学
  • 福祉最前線 初めての「全国手話検定試験」を終えて
特集 広がれ! 聴覚障害者の職業 ~夢が実現できる社会へ~
・聴覚障害者の就業の広がり
・若い聴覚障害者の現状について
・「きらめく もりろう 2005・2006」
・筑波技術短期大学卒業生の就労状況と職場における聴覚障害理解
・当社の考える「障害」、「聴覚障害」者雇用
・「手話案内サービス」による、聴覚障害者いきいき職場環境作り
・「手話案内サービス」を通して

ZENTSUKEN NETWORK
・リレーエッセイ
・のぞいてみよう機関紙学校
かばんの中の一冊
チャレンジ手話クロス
特別報告 2005年度手話通訳者の労働と健康についての実態調査報告(中)
ハガキで話そう
グラビア 「熊通研事務局長頑張る」/熊本県 森田文子さん
「熊通研事務局長頑張る」/熊本県 森田文子さん
森田文子さん(35歳)は熊通研が崩壊の危機にあった時「全国一若い、手話のできない事務局長」でデビュー。市役所の仕事と子育てに追われながら手話を学び続け、時間が取れない中、「手話が下手な事務局長」へ、さらに「手話通訳が下手な事務局長」へと確実に成長してきた。
「熊通研事務局長頑張る」/熊本県 森田文子さん
熊通研の医療部会では基礎をしっかり固めることが必要と、人体の学習をみっちりやる学習会が進んでいる。人体の不思議展の学習資料を取り寄せ、意欲満々である。
「熊通研事務局長頑張る」/熊本県 森田文子さん
文子さんは玉名市役所の職員で総務課に勤める。防災無線のアナウンサーからマラソン大会の交通指導の仕事まで、様々な仕事をこなしている。
「熊通研事務局長頑張る」/熊本県 森田文子さん
文子さんは息子、和馬くんと2人暮らし。和馬くんは岩手集会に文子さんの胎内で初参加。以来、保育・子ども企画と参加を重ね、支部の運営委員会には母親に同行し、一人耐えている姿がいじらしい。
手話この魅力あることば 80
手話この魅力あることば 80
今回登場していただくのは鳥取県の米原房枝さんです。80歳代の前半だと聞いていましたので、そのつもりで、撮影の前夜に打合せのためお会いしました。小柄で背中がやや曲がっていましたが、お顔の色つやもよく、柔らかな笑顔が見られ、手指ががっしりと大きい方だなと思いました。ところが、88歳と聞いて驚き、元気の秘訣はどこにあるのかなと思いました。
米原さんは、1926(大正15)年私立鳥取盲唖学校初等科に数え年の8歳(満6歳)で入学しました。自宅は気高郡青谷町(現:鳥取市)にあり、朝5時に起きて、最寄りの山陰線青谷駅から6時半の列車で約1時間かけて鳥取駅に着き、そこから学校まで歩いて行きました。幼い米原さんにとっては、大変だったことでしょう。でも、同じ列車に盲唖学校に通っている人が5人乗っていて、その中でも7歳上の先輩からかわいがられ、お世話してもらいながら通学したのです。
米原房枝さんの手話表現
米原房枝さんの手話表現
<訳>
4人の生徒は、先生が指す歌詞を見ながら並んで歌いました。来賓は、歌声がきれいだと言っていました。他の生徒は上手に歌えませんが、私は聞こえる人と同じようなきれいな歌声でしたので、来賓から拍手をもらいました。
<解説>
写真では微妙な手の動きが分からなくて残念ですが、歌っている様や歌声を、その手や指の動きで表しているのです。他の生徒の「歌う」は、指の動きがぎこちないのですが、その写真のあとの、私の「歌声」を表す手の動きはゆっくりでなめらかです。 手の動きを見ていると、歌声が聞こえてきそうです。

『手話通訳問題研究』は、一般社団法人国手話通訳問題研究会会員限定の機関紙で非売品です。
お読みになりたい方は、各都道府県支部または、全通研事務所までお問合せください。

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